khurata’s blog

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さらば池袋東急ハンズ

 今年(2021年)10月いっぱいで閉店との由を聞き、名残りを惜しみに行ってきた。

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 私は子供の頃、渋谷区と港区に住んでいたが、その頃、東急ハンズと言えば渋谷だった。 渋谷の東急ハンズは(私の記憶は定かでは無いのだが)調べたところによれば昭和53年に開店したようである。

 池袋店はそれより6年遅れて昭和59年に開店したそうだが、私はしばらく港区や江戸川区に住んでいたので、馴染みが無かった。

 しかし平成2年に新宿区の西武新宿線沿線に引っ越すと、池袋店が有り難みを増した。 高田馬場でJR山手線に乗り換えて渋谷駅にも池袋駅にも行けるわけだが、どうしたって池袋の方が近い。 それまで2~3年で引っ越しを繰り返していたが、新宿区には16年間も住んでいたので、その間、池袋の東急ハンズには何度もお世話になった。

 今日(10月27日)は、閉店まであと4日という事もあり、店内に残された品物は少なく、フロアも縮小されており、いかにも寂しい光景だった。 抗い難い時代の流れ、致し方無いのであろうけれども、実に名残り惜しい。

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 1階正面から2階へ上がる階段踊り場に設えられた飾り付けには、37年間のモノ作りを支えてきた矜恃が見える……というのは私の思い込みかも知れないが。

 さらば、池袋東急ハンズ