これは DELL Optiplex 3010 Desktop の光学ドライブを取り外し、Ainex HDM-44A を取り付けて SATA HDD を増設した記録です。
Optiplex 3010 の光学ドライブはツールレスで脱着できる優れモノですが、HDM-44A を PC 本体に取り付けるための付属ネジはタッピング・ビス(ネジこむことでネジ山を切っていくタイプ)なので、ここにちょっとしたコツが要ります。
まずは HDM-44A が届いたところです。
今回は箱写真2の使い途、つまり3.5インチHDDを内蔵するために購入しました。 箱を開けてみます。
みっちりキチキチに入っています。 箱を逆さにして振らないと取り出せません。 無駄の削減がすごいです。
付属のネジで、HDD を HDM-44A の底面から、4箇所でしっかりネジ止めしました。 ここは説明不要でしょう。
ちよっとしたコツが必要なのは、HDM-44A の両側面に取り付けるタッピングビスです。 Optiplex 3010 の光学ドライブに付属するネジは、ネジ山が途中までしか切られておらず、そのため目いっぱい締めても、光学ドライブとネジ頭の間に数ミリほどの隙き間が出来ます。
この幅と同じ幅を目指して、タッピングビスを締め込んでいきます。 締め込みが甘いとネジ頭が邪魔して HDM-44A を装着できませんし、締めすぎると「幅」が足りずに、これまた装着できません。
許容される高さまでタッピングビスを締め込んだら、HDD 取り付け済みの HDM-44A を、Optiplex 3010 の光学ドライブマウンターに差し入れてゆきます。
うまくゆけば、このように「ツライチ」に仕上がります。
色的にもバッチリ(死語)で、まるで DELL が用意したパーツのようです。
なお、写真には撮りませんでしたが、Optiplex 3010 Desktop の光学ドライブを付け外しするには、あらかじめ本体カバーを開けた上でフロントカバーを外しておく必要があるのでご注意下さい(上部に3つあるツメを指で起こすと簡単に外せます)。
あとは装着した SATA HDD に本体内の電源ケーブルと SATA ケーブルを取り付けて、完成です。
電源を入れて起動し即座に F2 キーで BIOS 画面に入り、装着した SATA HDD が認識されていることを確認してから Windows を起動します。
マイコンピューターやエクスプローラーで、装着した HDD が認識されている事を確認して、めでたく作業終了です。
(新品 HDD の場合は、「ディスクの管理」から新規パーティションを確保する必要がある場合もあります)
(了)