khurata’s blog

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真相は隠されているのではないか

(もともと「Yahoo!ブログ」だったものを転載しています)
(投稿日時:2017/9/13(水) 午後 5:34)


総菜食べた3歳女児が死亡 O157検出
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170913/k10011137381000.html

 痛ましい事件である。 これについて私は、1つ引っかかっている事がある。 「前回」の時、何かの報道で、埼玉の保健所は「工場から店舗・店員まで全て調べるが、客の触ったトングとトレーは調べない」という記事を見た憶えがあるのだ。

 しかし今、検索しても検索しても、その当該記事が見つけられない。

 中毒発生時と同様の体制で、それまで何年も販売してきた複数の離れた店舗で、ほぼ同時に同じ遺伝子型の菌による食中毒が発生する、というのは、故意かどうかはさておいても、人為的な「運搬」が為されたと考えるのが自然だ。

 もし埼玉の店内に防犯カメラがあって、総菜売り場を撮影していたならば、トングやトレーを使った客を特定していくことは可能だろう。 しかし埼玉の保健所は客について調べない、と報道されたので、その時の私は違和感を憶えたのだった。
 対して工場や原材料、店舗、店員、調理器具などは徹底的に調べたという。 しかしその結果は「感染経路不明」、「原因菌の出所不明」である。

 「誰か」が O157 を「運んだ」とするなら、それが「普通の客」である可能性は低い。 1両日の間に、わざわざ離れた複数の店舗で総菜を買う人物など、ほぼ有り得ないからだ。

 複数人数で「運んだ」のか、1人で「運んだ」のかは分からないが、埼玉の保健所の姿勢からは「真犯人は明らかにしない」という意志を感じないとは言えない。

 私が見た、という記憶のある報道が、単なるミスであって、実際にはトングもトレーも調べていたのだ、という事であれば、上記は全て杞憂なのだが、どういう事であるにせよ、真相をきちんと明らかにしなければ、犠牲者のご遺族は憤懣やる方無いであろう。