khurata’s blog

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ガラケーからスマホになって不便になったこと

 2022年3月から auスマホ arrows We FCG01 に乗り換えて、半年ほど経つ。 au は同年3月いっぱいで 3G を停波し、いわゆるガラケーは使えなくなった。 Android OS を搭載したガラケー形の端末、いわゆるガラホは使える機種がいくつかあるが、すでに母親がガラホを使っていて、モッサリした動きだったのを知っていたので、自分はスマホを選んだのである。

 私のガラケーの用途は、音声通話とキャリアメール、たまに SMS だった。 私にとって最後のガラケー端末 W53S はインターネットも使えたし、それでごくたまに LINE や twitter を使った事もあるが、実用的とは言い難いほど動作が重かったし、実際に使った事は20回にも満たなかったと思う。

 私のキャリアメール最多の送信先は自宅の PC である。 出先でふと思いついた事をメモ代わりに短い言葉で、自宅に送るのだ。
 自宅では PC のメールチェックはほぼ毎日しているので、メモした事を忘れる事はまず無い。 ガラケーのキャリアメールプログラムは起動も速いし、物理ボタンとジョグダイヤルで文面作成も速く(と言っても PC 用キーボードには遠く及ばないが)自宅にメールを送るハードルは低い。

 ところが arrows We FCG01 のキャリアメールプログラムは、まず起動に数秒ほど待たされる。 プログラム起動に時間が掛かるだけでなく、電池持ちのために普段はスマホの電源を切っているので、まずは電源投入から始めなければならないのも億劫だ。 ガラケーなら1週間は余裕で電池が持つので、電源を切る事はほとんど無く、メモを送りたい時にすぐ送れたのだが……。
 フリック入力も慣れないため入力に時間が掛かる。 短いメモを打ち込むのに、間違えて打ち込み直すこともしばしばで(※)、スマホにしたがゆえに、自宅にメールを送るハードルが急に上がってしまった感がある。

 もっとも、それ以外の用途に関しては、スマホの方が断然便利で、比較にならないほど良い。 もっとも W53S は 2007年製、FCG01 は 2021年製で、実に14年もの開きがあるのだから、良くなっていなければおかしいのだが。

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※ 年を取ると皮膚の水分量が減るため、なのかどうか、タッチパネルが反応したりしなかったりする。 そのため思った通りに打ち込む事がなかなか出来ないし、電源投入時のロック解除もしばしば失敗する。