更新する度に、慣れた使い勝手が廃止されてゆくのはつらい。 古いモノをいつまでも後生大事に使い続ける事はメリットもデメリットもある(今風に言えば pros/cons が有る)。
HTA は実際、かなり古い技術だ。 Wikipedia によると Internet Explorer 5.0 の時から在るらしい。 なんと 1999年である。
しかし古いからダメだと言うわけではないであろう。 1970年代に作られた C は今も現役だ。 HTML と JavaScript(と言うか JScript)を書けばデスクトップ・アプリケーションになるという HTA の手軽さは、場合によっては実に重宝するのだ。 コマンドプロンプトで行う定型的操作の GUI 化だって簡単に出来る。
それなのに最近の update のせいか、Windows 10 では拡張子 .hta がそのまま起動できなくなってしまった。
HTA を実行するのは C:/Windows/system32/mshta.exe であるから、目的の HTA ファイルを右クリックして「プログラムから開く」で mshta.exe を指定すれば良いのかと思ったが、これでも出来ない。
苦肉の策として、デスクトップに mshta.exe のショートカットを作り、HTA をドラッグ&ドロップする事にした。 少し不便だが、使えないより遙かにマシである。
(以下追記)
HTAランチャーを作る - khurata’s blog に続く…
(以上)