khurata’s blog

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新明解国語辞典 第七版

 「のうしつ【脳室】」について、「頭蓋骨の内部で、脳が収められている部分」と説明しているが、これは正しくない。

 また、「につけ【煮付(け)】煮付けた食品。」について、例として「アジの煮付」が挙げられているのだが、鰺を煮付けるのはあまり一般的な食べ方ではないのではないかと私には思われる。 他に、鯖、金目鯛、眼張、鰤、鰈、鰯、秋刀魚、鮪などの適例があったであろうに。

 もっとも、辞書というものは複数を見比べたり、他人にも記事内容が妥当かどうかを聞いてみたりして使うべきものなので、単一の辞書に、たまたま妙な記事を見つけたところで、その辞書の価値が下がるわけではないが。 

新明解国語辞典 第七版

新明解国語辞典 第七版

  • 発売日: 2011/12/01
  • メディア: 単行本