khurata’s blog

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ブラックコーヒーについて思う

(もともと「Yahoo!ブログ」だったものを転載しています)
(投稿日時:2017/10/13(金) 午後 4:03)

 

 世の中、コーヒーはブラックに限ると言い、ブラックしか飲まないという、こだわりの人達がいる。 聞く所によればブラックコーヒー専門の屋台店まで有るという。

 確かに、良いコシヒカリは、ご飯だけでおかわり出来るほど美味しいし、良い野菜はそのまま食べても美味しいし、良い魚は刺身が極上だ。

 だから、良いコーヒーほどブラックで味わうべきだ、という話には一理ある。

 でも、ご飯を漬け物や副菜と一緒に食べると、白米だけとは違う趣きでお米の味が楽しめるし、ドレッシングに工夫すれば野菜の美味しさが更に味わえる。 魚だっていろいろな料理法によって様々な味になる。

 コーヒーだって、似たような話が成り立つはずだと思う。

 砂糖やガムシロップ、ミルクやフレッシュなどの「添加」品は、コーヒーを長年飲んできた人達が、経験によって「相性が良いもの」として見出してきたものだ。 邪道などと言わず、むしろ良いコーヒーにこそ、試してみる価値が有るのではないか。

 ちなみに、私の個人的な好みは2つある。

 1つ目は、「甘味」を感じる手前の、わずかな量の砂糖だけを入れて飲む事であり、
 2つ目は、やはり砂糖はごくわずかに入れ、しかしミルクは多めに入れて飲む事だ。

 前者は、コーヒーの隠れた魅力が顕れる感じがするし、後者はそれに加えてミルクとコーヒーのハーモニーが重なる。 チョコレートにミルクを混ぜる事と似ている。