khurata’s blog

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ニッポン難読地名集

(もともと「Yahoo!ブログ」だったものを転載しています)
(投稿日時:2017/9/21(木) 午後 11:36)

 

 ネットなどで目にする日本各地の難読地名を集めてみました。

北海道

大麻(おおあさ)

 江別市の地名で、同市を構成する地区のひとつ。
 大麻東雁来線(おおあさ・ひがしかりき・せん)と東雁来江別線(ひがしかりき・えべつ・せん)の交点付近にあった「大曲」、北海道立図書館付近の「麻畑」(「麻地」という説もあり)、これらふたつの字から一文字ずつ引用し、昭和11年に「大麻」の地名が成立したといわれている。

音威子府村(おといねっぷ・むら)

 上川地方北部に位置する村。 2010年時点の北海道内で最も人口の少ない自治体。
 音威子府という地名はアイヌ語の「オ・トイネ・プ」(河口・土で汚れている・もの)に由来し、音威子府川が天塩川に合流する地点が泥で濁っていたことからの命名とされる。

長万部町(おしゃまんべ・ちょう)

 渡島総合振興局北部にある町。
 アイヌ語の「オサマムペツ」(川尻が横になっている)もしくは、「オ・シャマンベ」(ヒラメのいる所の意)から。

・大楽毛駅(おたのしけ・えき)

 釧路市大楽毛にある北海道旅客鉄道JR北海道根室本線の駅。
 アイヌ語の「オタ・ノシケ(砂浜の中央)」から。

標茶(しべちゃ)

 釧路総合振興局管内の川上郡にある町名。

 

青森県

大田光(おおたっぴ)

 つがる市にある地名。
 近在の「田光沼(たっぴぬま)」と関わりがあるとされる。

 

秋田県

・角館(かくのだて)

 仙北市の地名。
 武家屋敷等の建造物が数多く残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区となっている。

 

新潟県

糸魚川市(いといがわ・し)

 県の最西端に位置し、日本海に面する市。
 糸魚川静岡構造線フォッサマグナの西端)が通り、日本の東西の境界線上に位置する。 世界的にも珍しいヒスイの産地であり、景勝地親不知でも知られる。

 

石川県

・主計町(かずえ・まち)

 金沢市浅野川沿いにある町名。

羽咋市(はくい・し)

 北陸地方の西部に位置する市。
 垂仁天皇の皇子「磐衝別命」が、この辺の領民を苦しめていた怪鳥を退治した時、皇子が連れた3匹の犬が怪鳥の羽を食い破ったという伝説から「羽喰」の地名が起こり、現在の「羽咋」になったのではないかと伝えられる。

 

山形県

及位駅(のぞき・えき)

 最上郡真室川町大字及位にある、東日本旅客鉄道JR東日本奥羽本線の駅。

寒河江市(さがえ・し)

 県のほぼ中央にある市。
 サクランボが名産。

 

富山県

石動駅(いするぎ・えき)

 小矢部市石動町にある、西日本旅客鉄道JR西日本北陸本線の駅。

 

宮城県

大和町(たいわ・ちょう)

 県中部の黒川郡に属する町。

・秋保(あきう)

 仙台市にある温泉地。

 

福島県

郡山市(こおりやま・し)

 中通りのほぼ中央に位置する市。

・勿来(なこそ)

 浜通りの地名。 現在のいわき市南部にある。
 律令時代に、奥羽三関の1つ「勿来関」が設置されたという説がある。 「勿来」とは「来ル勿(ナカ)レ」、つまり「来るな」という意味であり、蝦夷の南下を防ぐ意味を持っていたという説がある。 常陸国(現在の茨城県)との境界付近は断崖となっており、この難所を抜けたところに位置したことから、関東地方の武士たちから重視され、源義家も「勿来」に立ち寄っている(この付近は現在、平潟トンネルが貫いている)。

桑折町(こおり・まち)

 伊達郡に属する。

 

栃木県

・真岡市(もおか・し)

巴波川(うずま・がわ)

 県南部を流れる一級河川
 「ウズを巻き、波を立てて流れる」様子が由来とされる。

 

長野県

麻績村(おみ・むら)

 東筑摩郡の村。

泰阜村(やすおか・むら)

 下伊那郡の南部に位置する村。

 

茨城県

・小文間(おもんま)

 取手市の地名。

 

千葉県

・安食卜杭新田(あじきぼっくいしんでん)

 印旛郡の地名。

我孫子市(あびこ・し)

 県北西部の市。
 江戸時代には水運が栄え、特に東端の布佐地区は利根川の主要な河岸であった。

海士有木駅(あまありき・えき)

 千葉の駅名。

海上郡海上町(かいじょう・ぐん・うなかみ・まち)

 海上町は、千葉県の東部、海上郡にあった町。
 約半分が「椿海(つばきのうみ)」という湖であった。

・行々林(おどろばやし)

木下駅(きおろし・えき)

 印西市木下にある、東日本旅客鉄道JR東日本成田線我孫子支線)の駅。

国府台(こうのだい)

・犢橋(こてはし)

 県立犢橋高等学校は、キムタクの出身校と言われている。

逆井駅(さかさい・えき)

・神々廻(ししば)

酒々井町(しすい・まち)

 印旛郡にある町。
 親孝行息子の井戸から酒が湧いたという酒の井戸の伝説に由来する。

匝瑳郡(そうさ・ぐん)

 下総国にかつて存在した郡。
 物部小事の坂東を征した功により建郡されたとされる。

・廿五里橋(ついへいじ・ばし)

南白亀川(なばき・がわ)

 房総半島東部九十九里平野を流れる二級河川
 千葉市東金市(とうがね・し)、茂原市など3市3町を流域とする。

習志野(ならしの)

 県の北西部にある地名。
 下総台地の一画を占め船橋市八千代市習志野市に跨っている。
 1873年(明治6年)4月29日に大和田原(現・千葉県船橋市習志野台から高根台周辺までの地域)で陸軍大将・西郷隆盛の指揮の下に行われた近衛兵の大演習を観閲した明治天皇によって同年5月13日に勅令が発せられ、習志野原と命名された(その事を記念して同地に「明治天皇駐蹕之処の碑」という紀念碑が建てられている)。 その後、周辺にある軍郷を総称した広い地域が習志野と呼ばれるようになった。
 「習志野原」の命名について、大演習での陸軍少将・篠原国幹の目覚しい指揮に感銘した天皇の「篠原に習え」という言葉が元になった(習篠原→習志野原)という説があり、『習志野市史・第1巻』(1995年)や船橋市郷土資料館(所在地:現・船橋市薬円台=旧・二宮町薬園台)などでもこれを「逸話」として紹介している。

・飯山満町(はさま・ちょう)

 船橋市にある地名。
 地名は江戸時代にあった上飯山満(かみはさま)および下飯山満(しもはさま)に由来する。 「飯山満」の語源は良く分かっていないが、「谷あいの場所:谷と谷のはざま」という音を後に漢字にあてたのではないかと考えられている。
 実際に古くからの住人を中心に「はざま」と濁点付きで呼ぶ人も多く、町内の店舗や企業の営業所などの看板に「はざま」「HAZAMA」との表記がされているものも散見される。

・三ヶ月(みこぜ)

・小食土町(やさしど・ちょう)

 千葉市の地名。

・八街(やちまた)

・篠籠田(しこだ)

 柏市の地名。

 

埼玉県

越生(おごせ)

加須市(かぞ・し)

 県の北東部に位置する市。
 旧加須市北埼玉郡騎西町大利根町・北川辺町が新設合併して誕生した。 こいのぼりの生産数が日本一であり、加須うどんの街でもある。 武州囃子の流れを汲む『武州加須囃子』がある。

・越辺川(おっぺがわ)

 県の西部を流れる荒川水系入間川の支流で、一級河川

高麗川(こまがわ)

 県の南西部から中部にかけて流れる荒川水系一級河川
 越辺川の支流。

土呂駅(とろ・えき)

 さいたま市北区土呂町一丁目にある、東日本旅客鉄道JR東日本東北本線の駅。

仏子駅(ぶし・えき)

 入間市仏子にある、西武鉄道池袋線の駅。

嵐山町(らんざん・まち)

 県の中部に位置する町。

 

東京都

御徒町(おかちまち)

 1964年まで存在した台東区の地域名。
 現在も御徒町仲御徒町など鉄道の駅名や通称として使われている。

御成門駅(おなりもん・えき)

 港区にある東京都交通局都営地下鉄三田線の駅。
 「東京タワー前」の副称が付いている。
 御成門交差点の付近に同名の門があった。 かつての増上寺域の北端にあたり、門は徳川将軍家専用の参詣門として設置されたものであった。

国立市(くにたち・し)

 中央線の国分寺駅立川駅の中間(西国分寺駅は後から開設)に作られた新駅と周辺地区に、両駅から1字ずつ取って「国立」と名付けた。

・金王坂(こんのうざか)

 渋谷にある坂。
 現在は青山通り(国道246号)となっており、青山通り六本木通りの分岐点から宮益坂上交差点に至る、およそ 200mの区間が相当する。

・東雲(しののめ)

 江東区の町名。

石神井(しゃくじい)

 練馬区の南西部に位置する地区。
 この地で井戸を掘った折、石剣が出土したことから、「石神の井」で石神井となったといわれている。 現在この石剣は、石神井神社に神体として祭られている。 また石剣は、三宝寺池から出土したという記録もある。

白金高輪駅(しろかねたかなわ・えき)

 港区高輪一丁目にある東京地下鉄東京メトロ)・東京都交通局都営地下鉄)の駅。
 「しろがねたかなわえき」と読まれる場合があるが、当駅の正しい読み方は「しろかねたかなわえき」であり、濁音は付かない。
 開業前の仮称は、「清正公前」(せいしょうこうまえ)であった。 清正公前の仮称は都電の停留所に由来し、都バスの停留所名として現存していたため、決定に近い仮称だった模様である。 南北線の開通の見通しがたった当初より配布されていた首都圏地下鉄路線図(開通前で南北線は路線が点線表示)にも駅名は 清正公前として載せられ、車両の行先表示にも「清正公前」表示が用意されていた。
 しかし、清正公(覚林寺)は駅から少し離れており、白金台にある。 対して、白金高輪駅は白金と高輪の境界にある。 加えて、白金台には営団南北線白金台駅ができる予定で、駅名を清正公前にすると白金或いは高輪に関係した名前の駅ができず、白金台区域の地名表示駅が2つできる事になる。 また、地元の一部では「魚籃坂」を駅名にしようとする動きもあった。
 紆余曲折を経た結果、2地区の住所表示を取り入れた現在の駅名に至っている。
 この駅名は、本所吾妻橋駅若松河田駅落合南長崎駅溜池山王駅などと同様に複合駅名であり、「白金高輪」という地名は存在しない。

馬喰横山(ばくろよこやま)

福生(ふっさ)

 都の西部。
 由来には諸説あり、麻の古語、フサに由来するという説、北方から来る敵を防ぐ要衝であった所から来ているとする説、アイヌ語由来説など、多数ある。 「ふっちゃ」とも「ふっつぁ」とも発音されることがあったようだが、いずれにしても音が先行し、あとから「福」「生」という縁起の良い字が当てられたようである。

 

神奈川県

・不入斗公園(いりやまず・こうえん)

 横須賀市不入斗にある横須賀市営の都市公園

尻手駅(しって・えき)

 川崎市幸区南幸町三丁目にある、東日本旅客鉄道JR東日本南武線の駅。

 

山梨県

禾生駅かせい・えき)

 都留市古川渡にある富士急行大月線の駅。
 駅名は 1954年(昭和29年)まで当駅の所在地であった旧禾生村に由来する。 禾生村の名は 1875年(明治8年)、同村が四日市場村・田野倉村・古川渡村・井倉村・川茂村・小形村の合併によって成立した際、禾(稲)がよく産出されたことから付けられたものである。

 

愛知県

阿久比町(あぐい・ちょう)

 県西部の知多郡にある町。
 「あぐい」の地名が残る最古の記録は、藤原京跡から出土した西暦694年記年の木簡で、「阿具比」と記されていた。 その後、漢字二字による当て字として「英比」が用いられるようになり、平城京の木簡に実例がある。 平安時代以降は知多郡英比郷と呼ばれ、また阿古屋、安古居など様々な用字で書かれた。

新瑞橋駅(あらたまばし・えき)

 名古屋市瑞穂区洲山町二丁目にある、名古屋市営地下鉄の駅。

御器所駅(ごきそ・えき)

 名古屋市昭和区御器所通三丁目にある、名古屋市営地下鉄の駅。

常滑市(とこなめ・し)

 県の西部に位置する市。

 

岐阜県

可児市(かに・し)

 県の中南部木曽川南岸に位置する。

・尻毛駅(しっけ・えき)

 岐阜市尻毛にあった名古屋鉄道揖斐線の駅。
 隣の又丸駅と合わせて珍地名として知られる。

坂祝町(さかほぎ・ちょう)

 県の中南部加茂郡に位置する町。

 

福井県

・轟駅(どめき・えき)

 吉田郡永平寺町轟にある、えちぜん鉄道勝山永平寺線の駅。

 

滋賀県

・小入谷(おにゅうだに)

 滋賀県福井県の境にある景勝地
 紅葉の絶景スポットとして知られる。

貴生川駅(きぶかわ・えき)

 甲賀市水口町虫生野(むしょうの)にある、西日本旅客鉄道JR西日本)・信楽高原鐵道近江鉄道の駅。

・浮気町(ふけ・ちょう)

 滋賀県守山市にある町。
 古代の近江国栗太郡物部郷の一部。 中世には北条氏の出である浮気氏の本拠地となり、現在の住吉神社の位置に浮気城があった。

野洲市(やす・し)

 県の南部にある市。

 

三重県

・英虞湾(あご・わん)

 志摩市にある、リアス式海岸で知られる湾。

 

京都府

太秦(うずまさ)

 京都市右京区の地名。
 大阪府寝屋川市にも同じ地名がある。
 地名の由来には諸説ある。 渡来系の豪族秦氏(秦酒公)がヤマト政権に税を納める際、絹を「うず高く積んだ」ことから、朝廷より「禹豆満佐=うずまさ」の姓を与えられ、これに「太秦」の漢字表記を当てたという説。 秦氏の拠点であったことから、拠点という語義を「太い」という字で表し、「まさ」は秦氏の「秦」をもって表記し、「うずまさ」と呼ぶようになったという説。 古代ヘブライ語の「ウズ」(光)、「マサ」(賜物)が語源であるとする説。

蹴上駅(けあげ・えき)

 京都市東山区にある、京都市営地下鉄東西線の駅。

・間人(たいざ)

 京都府京丹後市丹後町の地名。
 聖徳太子の生母・間人(はしうど)皇后が蘇我氏物部氏との争乱を避けて丹後の当地に身を寄せ、のちに当地を去るに当たって自らの名をこの地に贈ったものの、住民は「はしうど」と呼び捨てにすることを畏れ多く思い、皇后が退座(たいざ)したのに因み間人を「たいざ」と読み替えた、との伝承が残る。 但し間人皇后が丹後に避難したとする記述は記紀に無く、由来には他にも諸説がある。

・天使突抜(てんしつきぬけ)

先斗町(ぽんとちょう)

 京都市中京区に位置し、鴨川と木屋町通の間にある花街。
 「町」と付くが町名としての先斗町はない。

・東一口(ひがしいもあらい)

  京都府久世郡の地名。
 別に「西一口(にしいもあらい)」という地名もある。 「忌み払い」が「いもあらい」に転じたという説などがあるが由来ははっきりしない。

 

大阪府

・小橋町(おばせちょう)

遠里小野(おりおの)

・衣摺(きずり)

 東大阪市にある地名。
 もともとは「きぬずり」だったらしい。 おおさか東線の駅名「衣摺加美北(きずりかみきた)」にも採り入れられた。

喜連瓜破駅(きれうりわり・えき)

 大阪市平野区喜連にある大阪市営地下鉄谷町線の駅。
 当初は『喜連駅』となる予定だったが、瓜破の住人が反発。 駅の位置が単なる町境であることに留まらず、摂津国(喜連)と河内国(瓜破)の国境であることも相まって議論は平行線を辿り、結局、『喜連』と『瓜破』を一緒にしてこの駅名となった。

柴島(くにじま)

・杭全(くまた)

・毛穴(けな)

・河堀口(こぼれぐち)

四條畷市(しじょうなわて・し)

 北河内地域に位置する市。

・十三(じゅうそう)

 大阪市淀川区にある地名。
 十三駅付近のエリアを指すこともある。
 地名の由来は、旧摂津国西成郡の南端を一条とし、北へ順次数えると十三条の場所に当たるという条里制に基づく説や、昔ここにあった淀川の渡しが、摂津国において上流から13番目だった説など、諸説存在する。

住道矢田(すんじやた)

天下茶屋(てんがちゃや)

 大阪市西成区の地名。
 かつてこの地にあった茶屋の名に由来する。 この地は、古代には「天神の森」と呼ばれる鬱蒼とした森の茂った鄙びた土地だった。 そこに湧く水の良さに着目して茶室を建て、森を切り開いて道をつけたのが、千利休の師にあたる武野紹鴎だった。 以来この地は「紹鴎の森」とも呼ばれるようになった。
 天正年間 (1573~92) には楠木正行の十世孫であるという初代芽木小兵衛光立がこの森の西側を開き、ここに茶屋を出した。
 そして三代目芽木小兵衛昌立のとき、住吉神社を参拝した関白・豊臣秀吉がこの地に立寄り、この芽木家の茶店から清泉を汲んで<お伴の千利休に茶を点てさせたところ、味の良さに感激。そこでこの泉に「恵の水」の銘を、芽木家に玄米年三十俵の朱印を与えた。
 そこから関白殿下の「殿下茶屋」、天下人の「天下茶屋」などの名が知られるようになったという。

布忍駅(ぬのせ・えき)

 松原市北新町一丁目にある、近畿日本鉄道近鉄南大阪線の駅。

土師ノ里駅(はじのさと・えき)

 藤井寺市道明寺一丁目にある、近畿日本鉄道近鉄南大阪線の駅。
 古墳時代の豪族土師氏にその名の由来を持つが、土師ノ里という名は駅と交差点のみ(交差点名は土師の里)で、地名は存在しない。

・放出(はなてん)

 大阪市鶴見区城東区にまたがる地域の名。
 地名の由来には2説ある。 その一つは、古代の大阪は内陸部が湖となっていて、この地付近で湖水が旧淀川への放出口となっていたことから、水の「はなちてん」がなまって「はなちで」を経て「はなてん」になったというもの。
 もう一つの説としては、三種の神器の一つ・草薙剣を剣が安置されていた熱田神宮から盗み出し逃げようとした新羅の僧・道行の乗った船が難破してこの地に漂着し、神の怒りを恐れて剣を放ったという伝説に由来するというもの(草薙剣盗難事件)。 同地の阿遅速雄(あじはやお)神社にある石碑がその伝承を伝えている。

枚方市(ひらかた・し)

 北河内地域に位置する市。 京都府奈良県との府県境に位置する。

・茨田大宮(まったおおみや)

百舌鳥駅(もず・えき)

 堺市堺区百舌鳥夕雲(もずせきうん)町二丁にある、西日本旅客鉄道JR西日本阪和線の駅。

 

奈良県

・榛原駅(はいばら・えき)

 宇陀市榛原萩原にある、近畿日本鉄道近鉄大阪線の駅。
 宇陀市の代表駅である。

 

島根県

・中野美保(なかのみほ)

・邑智郡邑南町(おおち・ぐん・おおなん・ちょう)

 県の中部に位置する町。

 

鳥取県

・西伯郡日吉津村(さいはく・ぐん・ひえづ・そん)

 県の西部に位置する村。
 米子市に三方を囲まれている。 2004年 11月 1日以降、県内唯一の村となっている。

・三朝(みささ)

 県中央部の東伯郡に属する地区。
 当地の温泉を使えば、三たび朝を迎えると元気になる、という事から命名されたという。 三朝温泉は、高濃度のラドン含有量を誇る、世界屈指の放射能泉である。

・車尾(くずも)

 米子市にある地名。
 もともと一帯は「浜中の里」と呼ばれていたが、後醍醐天皇隠岐へ配流される道すがら、「春の日のめぐるもやすき尾車のうとし思はでくらすこの里」と詠んだのにちなみ、この「尾車」を逆にして名付けられたとも言われ、「くるまお」が訛って「くずも」になった説がある。 しかし戦国期の「老翁物語」では一帯を「くつもう」と記しており、これが訛ったという説もある。

 

岡山県

高梁市(たかはし・し)

・百々(どうどう)

 久米郡美咲町にある地名。

 

広島県

猿猴橋町電停(えんこうばしちょう・でんてい)

 広島市南区猿猴橋町にある広島電鉄の電停。

音戸町(おんど・ちょう)

 かつて安芸郡に存在した町。
 町域は呉市の南方の瀬戸内海に浮かぶ倉橋島の北側約3分の1を占めている。 2005年 3月 20日安芸郡蒲刈町倉橋町、および豊田郡の豊浜町・安浦町・豊町とともに呉市編入されて消滅した。

・呉娑々宇山(ごさそうざん)

御調町(みつぎ・ちょう)

 尾道市に存在する町。

 

 山口県

・油谷向津具上(ゆやむかつくかみ)

美祢市(みね・し)

 県の中央部にあり、県内で唯一海に面していない市。
 「山(峰)に囲まれている」ことから、「みね」になったという説がある。

特牛駅(こっとい・えき)

 下関市にあるJR西日本山陰本線の駅。
 語源には諸説ありはっきりしない。

防府(ほうふ)

 県の中南部に位置する市。
 周防灘に面した景勝地として知られる。

 

高知県

香美市(かみ・し)

 県の東部に位置する市。

宿毛市(すくも・し)

 県の南西部に位置し愛媛県と境を接する市。

 

香川県

・土庄町(とのしょう・ちょう)

 小豆郡に属する町。

 

愛媛県

松前町(まさき・ちょう)

 伊予郡の町のひとつ。
 愛媛県内においては、最も人口の多い町でもある。

・面河渓(おもごけい)

 久万高原町にある渓谷。 景勝地として知られる。

上浮穴郡面河村(かみうけな・ぐん・おもご・むら)

 かつて県の中予地方にあった村。
 1934年の村名改称の際に、面河渓を観光に生かしたいという意図から命名された。 面河という地域名の由来は定かではないが、寛保年間の文書に「面川山」という記載があり、「面川」が「面河」になったとする説がある。
 なお、2004年の合併で上浮穴郡久万高原町となり、自治体としての面河村は消滅した。

  

福岡県

筑前前原駅(ちくぜんまえばる・えき)

 糸島市前原中央一丁目にある、九州旅客鉄道JR九州筑肥線の駅。

都府楼南駅(とふろうみなみ・えき)

 太宰府市都府楼南三丁目にある、九州旅客鉄道JR九州鹿児島本線の駅。

・馬出(まいだし)

 福岡市東区の町名。
 筥崎宮の神幸の参加者に乗馬を出したことにちなむとされる。 かつては那珂郡に属し、馬屋出とも記された。

英彦山(ひこさん)

 福岡県と大分県にまたがる山岳。

 

大分県

安心院町(あじむ・まち)

 県北部の宇佐郡に属した町。

国東市(くにさき・し)

 県北東部の国東半島に位置する市。

・鉄輪(かんなわ)

 別府市の温泉地区。

 

佐賀県

厳木町箞木(きゅうらぎまち・うつぼぎ)

 厳木町は、かつて東松浦郡に存在した自治体で、2005年には唐津市に合併したが、「厳木町うつぼ木」には郵便番号が割り当てられ地名は残されている。

 

長崎県

・女の都(めのと)

 長崎市の地名。
 平家の落人、特に女性が落ち延びた地、というのが「女の都」の地名の由来。 同地にある「おたけ公園」の名も女性のひとりである「おたけさん」から採られている。

大三東駅(おおみさき・えき)

 島原鉄道の駅名。
 海の見える駅として有名で、撮影ロケ地としてよく使われる。

 

熊本県

合志市(こうし・し)

 県の中北部にある市。

宇城市 (うき・し)

 県の中央部に位置する市。
 名称は「宇城」「うき」「中九州」「肥後」から一般公募により選ばれた。

・御輿来海岸(おこしき・かいがん)

 「渚百選」「日本の夕陽百選」に選定された景勝地

 

宮崎県

児湯郡都農町(こゆ・ぐん・つの・ちょう)

 県の中部にある町。

新田原基地(にゅうたばる・きち)

 児湯郡新富町大字新田19581に所在する航空自衛隊の基地。
 第5航空団等が配備されている。 基地司令は第5航空団司令が兼務。 また、国内最強の技量を持つパイロットらで編成された飛行教導隊の本拠地としても知られる。 基地面積は 9,135平方キロメートル。 日米共同訓練のために滑走路の改修や隊舎などの整備が行われている。

飫肥(おび)

 県の南部、日南市の中央部にある地名。
 市街地の一部は、九州・沖縄地方で最初の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定された。

 

鹿児島県

指宿市(いぶすき・し)

 薩摩半島の南端にある市。
 指宿温泉で知られる、観光の街。 その温暖な気候から「日本のハワイ」を自称しており、観光促進と冷房節約の観点から、毎年4月下旬に行われる市長の「アロハ宣言」から 10月末まで市職員・銀行職員などがアロハシャツを公用服として着用する。 近年はオクラの産地として有名。

姶良市(あいら・し)

 県の中央部に位置する市。

西之表市(にしのおもて・し)

 県南部、大隅諸島種子島北部にある市。

 

沖縄県

豊見城市(とみぐすく・し)

 沖縄本島南部に位置する市。

 

おまけ:「神戸」いろいろ

兵庫県神戸(こうべ)市
岐阜県安八郡神戸(ごうど)町
三重県鈴鹿市神戸(かんべ)


 以上、難読地名でした。(最終更新:2024/03/31)